2012/09/29

[感想文]26世紀青年(原題: Idiocracy)



「出落ち反知性主義コメディ」

概要

何もかもが普通、という理由で選ばれた主人公がコールドスリープの実験台になって500年後の世界に蘇ったら、賢い人は子供を作らず、バカがいっぱい子孫を残した結果世の中のすべての人間がバカばっかりになっていたという映画。

人気のTV番組ではコメディアンがひたすらキンタマを強打するシーンが続き、人気映画ではひたすら誰かのケツが延々映り続け、観客は大爆笑。
大統領はプロレスラーのポルノスターで、畑には水の代わりにゲータレードが撒かれている。
その時代で最高の天才として国政の建て直しを任され奮闘する主人公を描く。


感想

結論から言うとアイデアだけの出落ち映画なので見なくてもよかった。
ネットであらすじを見かけて、かなり面白そうだと思ったが、あらすじですべて出尽くしていた。
バカばっかりの世の中、という描写でたとえば崩れ落ちそうなビルが二棟、ロープでくくりつけられてるとか、病院の看板が文字数に対してスペースが足りなくなってるところとかは面白いけど。

ストーリーとして特に見るべきところはなく、序盤に主人公が刑務所を脱走するシーンがあるのであそこで撃ち殺されて終わりの短編映画で十分なんじゃないかと思った。そのほうが無常観があってよいし、ヒロインいらなかったと思う。不細工だし。

映画としての感想は以上である。
それにしても未来の話というオブラートに包んではいるが、コメディというかホラーである。
ばかばかしく誇張されたフィクションなのに、ふとテレビを見るとたとえば今ビッグダディやってるけど、あんまりこの映画に描かれた世界と大差ないんですよね。

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